


九段になった。
八段になってからわずか10日での到達となったのは、もちろんいわゆる確変のおかげではある。
七段になったあとの300戦、R2000~2100の間をうろうろ、段位ptも1000~2000の間を行ったり来たりしてた時は、2、3回に1回はオーラスを間違えるくらいに弛緩しきっていた。当然ながら本人は勝ちたいに決まってるわけで、手を抜いているつもりはまるで無く、これはこれで完全に実力なのだけど。
でも、八段が見える所まで来たあたりからモチベーションの上昇にしたがって集中力が異様に高まり、オーラスを間違える事がまったく無くなり、以前のように
「いっちゃえー」
と雑な打牌をする事も減った。
集中すれば勝てるってものではないにせよ、突風を全身で受け止めるだけの体勢にはなれていたのかな、と思う。
とりあえず今の僕が言えるのは、「八段以下はひれ伏せてOK!」ということだ。
