昨日の記事について、
「
なんで
でなくて
?」
という質問をいただいたので、解説してみようと思います。
まあ、こんなの

も

も切らなきゃいいというだけの話なので、とりあえず
どちらかを切らなきゃ世界が滅亡するという設定で読んでいただければ。
理由は二つあります。
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■理由1 
,

どちらもションパイです。
もちろん「山にごっそりある」という可能性もあるのですが、それを考えても仕方ないので、ほとんどの

,

が誰かの手の内にあると仮定します。

,

のどちらが牌理的に利用価値が高いかと言えば、そりゃもう

でしょう。僕だって「無人島に

か

どちらを持っていく?」と尋ねられれば

を選びます。
そう考えると、「

が出てない」という事実には比較的納得いくわけです。他家が普通にシュンツで使っているor使おうとしているなど、場に出てこない理由が想像できますから。
それに比べて、本来使いづらく、さっさと切られてしまいがちな「

が出てない」というのは若干気味が悪いです。
シュンツで使いづらい

を、誰かが切らずに持っている理由を考えてみると
「

は縦に使われているから出てないんじゃないの?」
と、勘ぐりたくもなるわけです。
※実際は上家がアンコで使っていました。
■理由2 下家が

をトイツで持っていて、それがシャボ待ちになっているとすれば、

ツモ切りが不自然です。普通はリャンメンに受けかえるでしょう。もちろんトイトイをつけてハネ満を狙っているとか、

とのシャボで役満を張っている可能性もありますが。
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上記のような理由で「
より
の方が危険度が高い」と思うに至りました。
なお、

はカンチャンに刺さるケースもありますが、これを考慮に入れても、

切るくらいなら、まだ

切ったほうがマシなんじゃないかと思います。
もっとも今回の場合は、「下家の

ツモギリがノータイムだった」という一点のみで「

がらみの愚形はないな」と乱暴な推測をしていましたが。
とまあ、長々と講釈をたれましたが、そもそも普通にリャンメンの

,

待ちに刺さりそうだし、ここで優劣をつけることに大した意味なんてありません。こんな瑣末な事よりも大切なことがあるというのは、僕の
超絶クソリーを見ていただければわかるかと思います。降りときゃいいんですよ。降りときゃ。
今回に限らず、どうやら僕はディテールに嵌って大局を見失うことが多々あるようです。過去にはこんな暴牌を打ったこともありました。
>>
この暴牌の言い訳 