とりあえず最初にゲームに使用するニックネームを決める必要があるので、ここは当然慣れ親しんだ「ヒゲロング」で・・・


えっと。どうやら「ヒ『ゲロ』ング」というあたりが禁則表現にあたるようで、仕方なしに「ヒゲ」で登録。厳しいなあ。
ゲーム内容はというと、手出し位置が見れたり(それに伴い自動リーハイも並び順をカスタムできる)、これが出たらこの形で鳴くみたいな予約ができたり、後発のゲームらしい工夫も盛り込まれている様子。そして、前評判どおりグラフィックはとても美しい。
でもそれ以外が・・・。
やはり危惧していたとおり演出がイチイチうるさい。特にドラに対する反応にやたらと強いこだわりを見せており、僕がドラをきると
ヒゲ:私にこれはいらない!
下家:大胆な決断です・・・
対面:ポン!思わず鳴いちゃったわ(ハアト
みたいなやり取りが毎度行われる。しかも親切にもマンネリしないように、
「このドラに未練はありません」
「へー。いい度胸してんじゃねえか!」
「あえてドラをすてた・・・?」
「それで誘っているつもりかしら?」
など、様々なパターンの反応が用意されている模様。力を入れるところをちょっと間違っていると思う。
その他、チュドーン(1000点)など演出まわりに対するうるささを慣れでカバーするとしても、なにより問題なのはテンポの悪さ。体感的には一局の時間は天鳳の2倍はかかっている感じ。
サイコロ振って、ハイパイ取るところが妙にちゃんと表現されていたり、僕にとっては天鳳ですら遅いと感じている“和了役の提示”ももったいつけすぎ、点棒の受け渡しもいちいちうざったい。山を崩して牌を落とすところのCGまで表示してくれなくてもいいから、早く次の局やろうよ。
打牌モーションもいちいちリアルすぎてイラっとする。ゲームなんだから倍速でいい。プロの手の動きをキャプっているらしいのだけど、どうせキャプるなら、しっとりと吸いつくようなやわらかい皮膚で、しかもその指は長くしなり、親指が小指の横から第一関節以上も突き出る本当のプロの手のモーションをキャプってくれれば、もうちょっとサクサク進行できたと思う。

まあ今のところテストの第一段階なので、これからグッと良くなる可能性もあるし、一回ぐらいテストに参加してみるのもいいんじゃないでしょうか。どうせ無料だし。
